今まで蓋をしてきた本音に気付いたら、人生が大きく動き出した【アロマが教えてくれたこと①】

あなたは、苦手な香りはありますか?

実は、まさみも以前は、どうしても好きになれない香りがありました。
しかし、香りと向き合ったら嫌いな香りは
人生に大きな意味のある香りだったのです。

そして、この香りをきっかけに人生が大きく動いたっ!!
今では、感謝の気持ちでいっぱい♡そんなエピソードをお伝えします。

きっかけとなったはじめてのアロマ講座の日

いま、まさみはお客様にもっと質の良い施術やカウンセリングを届けたい。
そんな想いでアロマ講座を勉強しています。

初回は、いきなりテキストのお勉強ではなく、今の自分の好きな香り、苦手な香り・・・etc.
まずは、香りと向き合うことからスタート。
本物の香りにうっとりしながら、香りごとに自分の中で、印象や気分、体の感覚。いろいろ感じた。

ワインのようにいろんな香りに触れてたのしい!!
一方で・・・
苦手なあの香りも、今日のレッスンに含まれている・・・

どうも好きになれないんだよな。
どこかであのことを思い出しそう・・
だけど先生には黙っておこう。

そう、私の中で心のずっと奥で蓋をしてる嫌なこと・・

大嫌いだったティートゥリー

じつは、指名ナンバーワンをいただいていた大型サロン時代。
もう何年も指名し続けてくださる常連の方々。
その中にとある男性のお客様がいました。

その方は、何年も雅美のことを応援してサロンに通い続けてくれて、お友達としても仲良くしていました。
まさみにとっては、大切なお客様のひとりだし、あくまでも友達として。

その方は重いご病気を持ってたけど優しいし話してて楽しいし、恋の悩みや仕事のこと家族のこと、、なんでも相談できる頼りになる方。
病気といっても軽度だったからそんなに気にはならなかった。

お客様なので、当然、男性としてみれない。
ちゃんとお体のことを大事にしてほしいから、サロンでずっとケアしたい。

そんなふうに純粋に思っていたから
お友達として線引きするために

「触れてほしくない。
色恋は一切なしだったら楽しい」

っていうことも伝えた上でたまに食事に行ったりしていました。

一緒にいて楽しいけど心の奥の方に”拒否”という壁を作りつつも、なんとも複雑な想いだったのです。

以前、働いてたサロンでは、今扱っているラドロームの精油とは違うメーカーを使用。
施術の仕方も、いま、雅やかで行っている手技とは異なり、精油を薄めずにそのままお客様の身体に垂らす方法を習いました。(基本的には、精油は原液での使用は控えた方がいいです。)

初めて習ったその技術をお客さまに施術してみたい一心で、その方に
「新しい技術を習ったよ!よかったら受けてみる?」
って言うともちろん興味津々。

部屋を薄暗くしてラベンダー、オレンジ、フランキンセンス、、
順番に10種類くらいを垂らしていって、最後にティートゥリー。

精油を原液のまま使うからすごく最後のティートゥリーが香って、その方がお会計やお帰りになるときもずっとティートゥリー。
もうその方=ティートゥリーの印象でした。

ある日、働いてたサロンを辞めて地元に帰る頃、お世話になったたくさんの人とお別れをしました。
その方も大事な人の中の一人だったので最後に一緒にお出かけして食事。
外も暗くなったので帰る時に自分のアパートまで送ってくれました。

アパートの下に着いて車を停めた途端、いきなり、不意に、、、
何があったのか自分でも分からなかったけど後ろから車が来てライトがパーっと当たった瞬間、突き放して車から降りてすぐアパートへと逃げた。

本当に気持ち悪かった。
悔しい。怒り。吐きそう。

こんなに性として拒否してたのに触れてくるなんてあり得ない!

もうそれから連絡は一切取らずにいました。

セラピストの仕事からは離れて結婚、出産、育児。
その間もあのトラウマはずっと記憶に残ってた。
薄暗い部屋でティートゥリーの香りで施術してるシーンやあのシーンも。
生理前や家事をしてる時とか思い返して嫌な思いをする。

子育てが落ち着いた頃、「雅やか」をオープン。
初めの方はあの香りだけ避けて、自分の好きな精油を使ってました。

起業して2ヶ月後にまい先生に出会って、「ラドローム」という、フランスの本物の香りをお勧めしてくださって、全部優しくて癒される香りに出会ったの。
お勧めしてくれた中の香りにティートゥリーが。
(使いたくないし、あんまり嗅ぎたくない)

そんな過去のことはまだ知らないまい先生。

そしてついにアロマ講座を習う日がやってきて、ズームで先生の前でアロマを一つひとつ香ってみると、
ティートゥリーの時に
「もうこの匂い嫌いなの!好きになれない!!」

少し怒った口調。
声を大にして言い放ったことで先生は何か違和感を感じ取りました。

「苦手な香りには、人生のヒントが隠されているよ」

まい先生にそういわれて、長年、蓋をしてきたつらかった気持ち。
勇気をだして、打ち明けてみました。

「私ずっと隠してきたことがあって・・」

もう先生の画面見れない。

まさみ

「先生にも話してた、ずっと指名してきてくれてたあの人にいきなり・・・
ティートゥリーをかぐと思い出す。
あの人も、あの嫌な思い出も。
今でもずっと記憶にあって離れない。」

だんだん涙が出てきて、泣きながら

まさみ

「本当に気持ち悪かった。嫌だった。
だからティートゥリーが嫌い」

さあ、今立ち上がるとき!

じつは、セラピストという仕事柄、お客様に変な気をつかわせないためにも、本当はティートゥリーが苦手なことをずっとずっと我慢してきました。
でも、このとき、はじめて苦手なこの香りのこと、そのきっかけとなったこと。
全部全部、まい先生に話したら・・・
まい先生は

まい先生

「まさみさん、それはつらかったね。
ちゃんと気持ちを伝えた上で会ってたのにそれはダメだと思う!
勇気出してその人に本当の気持ちを話したほうがいいよ」

まさみ

「でも重い病気持ってる」

まい先生

「それは関係ないよ。
そこに気遣いはいらないから。
まさみさんがその人に対しても「よくしよう」って思って施術してきてるのに、まさみさんが嫌な思いを受けるなんて。
ちゃんと自分の言葉で伝えてごらん」

確かに、今までもこれからも私のところに施術を受ける人は、たくさんの心や身体に悩みを抱えてきて、癒されてもらいに行こうって選んで来てくださる。
それを考えるとわたしの施術を長年受けてきて、それに行き着くのは雅やかに来られる人にも申し訳ない。

でも自分も勘違いさせてたとこがあったのか・・いや、1ミクロも考えられない!
どちらにせよ、とっても嫌な思いしたし!!!

踏ん切りをつける決意をしました。
いいんだ。振り切っていいんだ。

今まで優しいまさみでいた。
その優しさっていうのははっきり物事が言えずに時が経っていく優しさ。
だけど、今変わらなくちゃ。

まい先生

「ティートゥリーってすごくいい精油なのよ。
ティートゥリーからすると何もしてないのに勝手に嫌われて、ティートゥリーだけ使われないで捨てられていく・・・。
それはティートゥリーがかわいそう」

こうしちゃおれん!

そして、このアロマ講座をきっかけに、ついに、まさみ動きましたよ!!

最後まで読んでくれてありがとう♬

タクシー捕まえて次はバス?
おいおいまさみどこ行っちゃってんのー??
まさか名古屋に行って直接会うつもりじゃ・・・
いったい全体どうなっちゃうのーーー??
次回もお楽しみに^^☆

このお話はストーリーになってるよ!
よかったら最後まで見てねー♬

 

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